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私が初めて経営企画/経営管理に関わったのが1989年。元号が昭和から平成に替わった年でした。

世の中的にはいわゆる不動産バブル経済の全盛期。
その後、エンロン事件、キャッシュフロー表の導入、ROEでの企業評価など、経営環境は大きく変わりました。
そして今、ビジネス形態はますます多様化しています。
単なる物品販売、サービスだけではなく、複雑に複合したストックビジネス的なもの、サブスクリプションモデルなど、次々と新しいビジネスモデルが誕生し、さらには、経営のDX推進、AIの台頭など、企業の経営環境の変化はますます激しさを増してきています。

これからも厳しい経営環境が続くことが予測される中で、今後、経営企画の機能や経営管理、管理会計はどのように進歩していけばいいのでしょうか?

また、経営管理に欠かせない仕組みとして管理会計があります。
実はこれだけ経営環境が変化しているにもかかわらず、管理会計の世界にどれだけの「進化」があったのか?と振り返ってみると、実は30年前からやっていることはあまり変化してません。株主報告のセグメント別業績を社内で管理している管理会計の単位で見るというくらいの変化ではないでしょうか?

このコラムでは経営企画・経営管理・管理会計について、オウルウイング独自の視点で、皆様にお届けしていきます。
あくまでも、私のこれまでの経験等に基づく一つの考え方に過ぎませんが、何か一つでもピンと来ることがあれば、と思います。

オウルウイング株式会社
杉本 淳